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日本物理学会第70回年次大会（2015年） 領域２ 学生優秀発表賞受賞

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受賞日付：　2015年3月24日 　 発表題目： 「誘起電流を考慮した FDTD 法によるコルゲート導波管の伝送効率検証 - マイターベンド及び偏波器の現象解明 -」 　 内容： 電子サイクロトロン加熱では，効率的な加熱を行うために適切な偏波を入力しなければならない．　偏波は，導波管を直角に曲げる際に用いられるマイターベンドのミラを使用することで実現される．実験では，ミラー部に着けられた溝の深さが1/4波長と1/8波長の２種類の偏波器を用いて任意の偏波を作成している[1]．しかしながら，十分に行われていない．そこで，我々はシミュレーションによって現象解明を行い，加熱効率に貢献したいと考えている．実際に使われている系に近い偏波器の電磁波り，ミラー部に４５度の角度で溝を付けた偏波機では，入力した直線偏波が楕円偏波に変換されていることが確認され，シミュレーションによって偏波器の評価ができ開を用いて変換効率や偏波の純度を検証する予定である．

参考文献： [1] T. Ii, S. Kubo, T. Shimozuma, K. Okada, Y. Yoshimura, H. Igami, H. Takahashi, S. Ito, Y. Mizuno, K. Okada, R. Makino, K. Kobayashi, Y. Goto and T. Mutoh: “Design of millimeter-wave transmission line on the large helical device”, Rev. Sci. Instrum., Vol. 86 (2015) 023502. [2] H. Nakamura, Y. Fujita, S. Ikuno and S. Kubo: “Millimeter-wave propagation simulation in corrugated waveguide - Effect of corrugated miter bend on mode transition 7, 2014. [3] Y. Fujita, S. Ikuno, S. Kubo and H. Nakamura: “Numerical Analysis of Electromagnetic Wave Propagation in Corrugated Waveguide with Dispersive Media using Drude,PLANTS2015, Nagoya, Japan, Mar. 26-31, 2015.